藍滌&陽子−めれーな様


Illustrated by melena in 2003


陽子はきっ、と顔を上げるとその碧の瞳で藍滌を睨め付け、ゆっくりと歩みよった。
そして、藍滌の両腕の内側から背中にほっそりとした腕を廻し、その胸に顔を預けた。
「悩んでもいなければ、慌ててもいない。ただ、貴方が満足できないんじゃないかと不安なだけ・・・」
藍滌はそう言って目を閉じた陽子の紅い髪を撫で、頼りないほどに華奢な肩を抱き締めた。

翠玉「ボジョレー・ヌーヴォ氾陽編」より



酒蔵では駄文と一緒になっているのですが、イラスト観賞用にもページを作ってみました。
巡り巡っていたボジョレー呪いでしたが、結局めれーなさんが文章と挿絵の二つを背負ってしまいましたね。
一番得をしたのは、わたしかな〜v

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Albatross−翠玉的偏執作品イラスト・コレクション− 
背景素材:トリスの市場

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