その1.変な人って? 『ちび陽子ちゃんシリーズ』本編と『誘拐犯対策への手引き』を先に読むことをお薦めします。 祥瓊が陽子に「変な人ってどんなひと?」と聞かれた時点で延王を想像した人は多いことでしょう。しかし、浩陽同盟の浩瀚も十分怪しい人では?と想像してしまったらもう、止まりません。拙メの浩瀚は今のところ片思いですが、「一緒におねむして」と言われて断りはしないだろうとか。周りに反対されて一応諦めるだろうとか。でも、 「浩瀚と一緒におねむできないの?」 とさらに問われればにっこり笑って 「若い女性は男と一緒に寝てはいけませんよ」 と他の男への予防線を張り、 「どうしても?」 とうるうる眼で訴えられたら、 「主上が十六(見かけ年齢)にもなれば誰も反対しませんよ。ですから今は、主上がお休みになるまで手を握っていて差し上げましょう」 なぞとぬかしそう・・・ こんな想像をして申し訳ありませ〜ん! でも、やたず様の上品な浩瀚のファンです。逞しい祥瓊もいいし、大人の陽子はなお良い、でもちび陽子ちゃんが最高です。 やたず様の体調が悪化しないことをお祈りします。お詫びに老師をお付けします。 「では、この爺と一緒に寝ようかの」 と老師が陽子を抱っこすると、浩瀚がすかさず上から取り上げて、 「爺も男の端くれですから駄目です」 と言い、老師は高らかに笑うことでしょう。 その2.『関白宣言』(先に読んで下さい)を他国でやったら・・・ ☆雁国主従の場合、六太の「ば〜か!」でお終い。 ☆恭国の場合は供麒が「はい!」と返事をしても、「こんな理不尽な命令には従わなくてもいいのよ!」と沓が飛びそうです。 ☆範国の場合は、梨雪が「なっに〜、それ!何の冗談ですの?」と言うと氾王もにっこり笑って「誰でも冗談と思うであろう」と言いそう。 ☆漣国の場合は、廉王は絶対に言いそうもないですが、無理矢理言わせると顔色が悪くなり、廉麟は「まあ、どこか具合でも悪いんですか?」と臥牀へ寝かせつけ、瘍医を呼び、薬湯を用意するんですよ。くすくす・・・ ☆戴国の場合、泰麒は当然「はい、頑張ります!」と答えそうですが、驍宗は「冗談だ」と言って頭を撫でそうですね。 ちなみに、閣下が宣告されたとしても、にっこり笑って 「主上のご期待に添うよう努力しましょう。ところで、たこさんうぃんなーとはどういったものなのですか?」 と訊くはずです。陽子は説明してから、 「お前、本気で作る気か?」 と少し不安になるかもしれませんね。そして、閣下に 「勿論です。わたしの官邸へ泊まり込んで見張りますか?同じ臥牀でお休みになれば、主上は起きて見張る必要もないですよ」 と言われて、 「莫迦、冗談だ!」 と陽子は怒鳴るんでしょうね。 こう考えると景麒はつくづく不憫な奴です。 |
浩陽同盟に投稿されている作品を参照されることをお薦めします。 ◇丈田様◇状況はわからないけど、何か色っぽいv 「誰だ!」 背後から忍び寄り、袍子を脱いでいる少女に抱きつくとそう誰何された。黙って王宮を留守にした意趣返しのつもりだった。 「おかえりなさいませ、主上。城下へ降りてらしたのですか?」 声をかけると緊張が多少和らいだものの、素肌の華奢な肩は竦んだままだった。 「う、うん。ちょっと視察にな。心配をかけてすまなかった」 胸にある布の上から締め付けられた膨らみに手を這わせた。 「どうして胸にさらしなどを巻いているのです?苦しくはないのですか?」 「暴れるにはこっちの方が動きやすいんだ」 この言葉に男はくつくつと笑った。あまりにも彼女らしい答えだった。 「それで、何をご覧になったのです?」 手を額に移動させて、耳元で囁いた。少女はくすぐったそうに肩をすくめてから眼を閉じた。体から力が抜けていった。 「緑が随分増えていた。畑一面が若葉で覆い尽くされて綺麗だったよ。今度は収穫の時期にも行きたいな」 幸せそうに話す少女を今度は両腕でしっかりと抱きしめ、緋色の髪に頬を擦り寄せた。 「その折りには必ずわたしに声をかけてからにして下さい」 腕の中の少女はくつくつと笑った。 「ああ、またこんなに驚きたくはないからな」 少女が顔を上げると男は頭を落とし、その吐息を吸った。 ぬわんちゃって。あのぱわふりーなホームサイトでの説明はとても笑えますよね。イラスト、漫画、小説、そしてシリアスからギャグまでとマルチなお方ですv ◇tei様◇陽子が美しくも格好いいのです! 和州城に向かう途中で陽子と浩瀚は明郭を見渡せる丘に降り立った。 「わあ、すごい!以前来た時とは全然違うな。これが和州本来の姿なんだな」 「左様です」 浩瀚が騎獣から降り、陽子に手を差し出すと、陽子はその手を取ってひらりと舞い降りた。浩瀚はその軽さに驚いた。 「柴望は期待以上に有能だ」 「麦州の州宰であった時には州城を動かす実務の殆どをこなしておりましたから、当然の結果とも言えるでしょう」 「お前と柴望のような優秀な人間が二人もいたのだから、王が不在でも麦州が栄えていたのは道理だな」 「官吏として当然のことをしていたまでのことです。過分なお言葉を賜り恐縮ですが、柴望も喜びましょう」 嬉しそうに明郭を見下ろす浩瀚に陽子はいきなり抱きついた。浩瀚は眼を見開いた。華奢な少女の胸の柔らかさが伝わってきた。 「お前達には本当に感謝している。お前のような人間が慶にいてくれて嬉しいよ」 「それはわたしの言葉です。貴方がこの国の王でよかったと心より思っております」 浩瀚は目の前の形の良い耳朶と細い首筋をみつめながら緋色の髪を一房手にして口づけた。 陽子は顔を上げて、微笑んだ。 「ありがとう。そう言ってもらえてとても嬉しい」 浩瀚は近づいた唇の誘惑からかろうじて耐えた。無邪気なこの少女王には誘っている気などさらさらないということがわかっていた。 浩瀚は抱きつかれても、たしなみを持てと説教しない気がするのはわたしだけ? ◇由衣様◇会話が聞こえてきそうなもので・・・ 「主上、お待ち下さい」 浩瀚は眼の前を歩いている少女の緋色の髪を見つめて呼び止めた。 「ん、何だ?」 陽子は髪をわずかに翻して振り向いた。 「御髪にしがみついている不埒者がおります」 陽子は眼を見開いて浩瀚を睨め付けた。 「それって、まさか・・・」 「青虫ですよ」 陽子は視線まで硬直させてぼそりと呟いた。 「取ってくれ・・・」 「お嫌いですか?」 「好きな女などいないと思うぞ。頼むから取ってくれ」 硬直したままで陽子は繰り返し嘆願した。 浩瀚は陽子の髪からそっと青虫を手に取ると回廊から外れて園林へ出た。 「振られたな」 手の上を這う虫にそう言うと葉の上に置いた。 「お前は平気なのか?」 「よほど育ちが良くなければ虫の苦手な男などめったにおりませんよ」 「その育ちが良い方だと思ってた」 「男にとっては褒め言葉ではありませんね」 「どんな風に育ったのか訊いてもいいか?」 「主上もお話下さるのらば、お話ししましょう」 「本当か?」 「ええ、ですが一日では語り終わりそうにありませんね」 「何日かかってもいいよ。まずはお茶を飲みながら聞かせてくれ」 「では、そこの四阿にお茶を用意しましょう」 さて、この後はどうなるのでしょうねぇ(無責任) ううっ、わたしには可愛いとか、ほのぼのは無理でした・・・ 手前勝手な世界にいっちゃってますね。 作者様、これを読んでいたらごめんなさいですm(_ _)m できればお心を広く無視してやって下さい。 2002/12/17(Tue) 20:07 留守中を狙った書き込みだったのですが、管理人のやたず様のお許しが出たので以下続く・・・、かも ^^;) |
先にめれーな様のイラスト(「断片のお部屋」所収)をご覧になることをお薦めします。 「なんでこんなに飾られたり、塗りたくったりさせられなきゃならないんだ?内輪だけだと言うのに!こうなったら、勅命で新年の行事を止めさせてやるぞ!」 陽子はぶつくさ文句を言いながら、襦桾の裾をたくし上げてどすどすと回廊を歩いていた。 「では、そのご衣装を脱ぐお手伝いを致しましょうか?」 突然かけられた言葉に陽子は裾をたくし上げていた手を離し、振り向いた。 「浩瀚、悪い冗談はよせ!」 「冗談などではありませんよ。脱がせがいのある衣装ですね」 「今着たばかりだから、いい・・・」 「では、お着替えになりたくなったら、お声をかけて下さい」 浩瀚は笑いながら立ち去った。陽子はその背に向かって顎を突き出し、可愛らしく舌を出した。 「着替えの服を着せる気はない癖に!絶対に脱がないんだからなっ」 1でも2でもないものを、と書いたつもりなのですが、結果はどう考えても2になるな、という代物ですよね。 |
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