土用休みイラスト−ナバ様 Illustrated by NAVA in 2004 |
それでも彼は走り続けた。 四つの脚で倒木を飛び越え、 森の小途の湿った柔らかい土を蹴り、 藪の下を掻いくぐってすすむ。 後ろから何かが追って来る。 人なのか野獣なのか妖魔なのか。 それらから逃れたくて、ただ、ただ走った。 何処かで咆哮が聞える。 野獣がすぐ傍まで追ってきているような気がする。 道はけものみち。森の中は昼でも暗かった。 やがて楽俊は力尽きたて倒れこんだ。 赤狗様作「土用休み」より
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イラスト・コレクション[10] 『土用休み』森の中の楽俊 ナバ様 2004/7/27 (Tue.) 15:46:50 赤狗さま、描かせて頂いてしまいましたー。 すすり泣く楽俊がかわいそうで愛しくて。 こうやって、書だけではなく、実体験を通して、深みのある逞しい青年に育っていくのですね。 少年期の楽俊、ありがとうございました。 森の中の妖精さん(え”?) 赤狗様 2004/7/28 (Wed.) 00:24:56 うわぁ〜ん!ナバさん、大好きです! らくつんの耳のフニッとした感じvそのあたりを撫でまわしたいvv(コラコラ) 夏草の強い緑と、森の中の陰影が美しい〜! 童話やアニメの一場面のようです。 >.道はけものみち。森の中は昼でも暗かった。 >やがて楽俊は力尽きたて倒れこんだ。 >地に突っ伏してどのくらいすすり泣いていただろう。 なんて、添えてみる。。。文章はなんてことないけど、画で20割増に印象的です。 てんとうむしとか、こまかいな〜(えっ、テントウ?転倒?<殴) ナバさん☆ほんとうにありがとうございました!!! ナバさんは 凛 2004/7/28 (Wed.) 03:57:54 いろいろ細かく萌え所を散らすから好きなのです。そう、てんとう虫とか、アリとか、 別サイトの頭モッサリ、ヨーロピアーンな楽俊も、そら、かわいかった。(例にもよってコッソリ君) 潤んだお目目から零れる涙、へたれた姿のお耳。可愛い、愛らしい。 少年は様々な経験を踏み大きくなる、んですよね。 「おいら、慣れているさ、こんな事は、慣れている…」 等と、呟いているのか、いないのか。うーん、如何でしょう? 思いがけずナバさんの書き込みを発見し、小躍りしてしまいました。 よい物を見させて頂きました。 泣いてる楽俊がどうしても描きたくなって… ナバ様 2004/7/28 (Wed.) 23:53:53 >赤狗さん 耳はポイントですv 挿絵描いてもいいっておっしゃって頂いたので、遠慮なく描かせて頂きましたよー。 お気に召して頂けたようで嬉しいですvvv 20割増しはいくらなんでも多すぎなんでは…苦笑。 はっ、転倒は気付きませんでした・笑。 >凛さん 楽俊ひとりでは可哀想だと思って、虫たちも描きました。森って生命力が濃い地だと思いますし。 細かいところまで見て下さってありがとうございます。 <管理人の蛇足> イラストへの感想ボキャブラリが極端に不足しているへたれ管理人です。申し訳ありません。 思い浮かんだ言葉は唯一つ、「マ〜ヴェラス☆」 皆さんの書き込みで「童話」「生命力が濃い地」にうん、うん、と頷いていました。 赤狗さん作品には言葉では現せない生命力や躍動感ってありますよね。ナバさんのイラストは赤狗さん世界が一気にフルカラーで輝きながら迫ってきます♪ こういう風にリアルにイメージできるなんて、うらやましい・・・ −メニューへ戻るにはウィンドウを閉じて下さい−
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