金鎖の文イラスト−uni様 Illustrated by uni in 2004 |
「で、"恋をしろ"なんて陽子にホントに言ったんだ」 六太は、あきれたように言った。関弓の街、学府に一番近い廟社。 小川が引込まれた小さな苑の草地に腰を下ろし、目前に垂れ下がる川柳の枝を弄んでいる六太の横に楽俊は座り込んだ。 「いけませんでしたかね。」 不安げに問う。 ―――いけませんもなにも、いっちまったくせに。 そんなことを陽子に言えるのはおまえだけだろう。
六太はため息をついた。 赤狗様作「金鎖の文」より |
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<uni様より> 六太さんと楽俊、って私には珍しツーショットです。 赤狗さんの書かれる六太さん(楽俊もですが)は“男の子”という感じがとっても好きですv この二人にはぜひ“男の子”な会話して頂きたい! (や、楽俊は正丁さんですが、まぁ、ワタクシから見ると“ボク頑張って♪”なお年頃なのでv/笑) <赤狗様より> お神酒徳利♪ 二人ならんだ大きさ感がなんとも☆ 目の高さがおなじなのっていいですね。 この二人が並んで歩いていれば、町のアイドルですねv そっと添えられた柳の葉っぱが嬉しい。 uni様宅では拍手画像だったイラストです。5作あります。
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